東南アジアで働く外国人に必要な事

2011年にはロンドンからマレーシアへ、そして2013年にはインドネシアに移りましたが、SEAや新興市場にはいつも愛情を感じます。人も素晴らしく、興味深い食べ物、成長モードの企業、そして異文化の全てが生きる為の素敵な場所となっています。しかしこの地の外国人として葛藤がないわけではありません!私はインドネシアとマレーシアで、チームを組んでマイケル・ペイジを立ち上げました。そこで学んだ事をご紹介します。

私のアドバイスは採用の観点からのものですが、一般的にビジネスや業界に適用されるテーマもあります。

イエスは時々ノーであり、ノーは時々イエスになる

誇り高きヨークシャーの男(あなたはもう、それをアクセントで聞くことはできませんが、確かに心に残っています!)私はオープンで正直で透明である事に誇りを持っています。時折これは誤解されてしまいますが、人々は一般的に明快さを好みます。私の学習での最大のつまづきは、人が非常に丁重にノーと言うことで、かえって相手を憤慨させることもあるように、常にその場がクリアなわけではないことです。フォローアップのない肯定的な会合に備えましょう。

オープンに疑問を投げかけ、常に明らかにしようとするのは止めたほうが良いです。あなたにとってどの部分が不確かなのですか?相手の反応はどうなると思いますか?誰がこの過程に関与しますか?あなたの提案が良いと思うかもしれませんが、どんな懸念が残りますか?

意思決定は特異なわけではない

西洋では個性の強さ(ジャック・ウェルチやスティーブ・ジョブズ等)によってビジネスパフォーマンスを向上させるタフな指導者は、迅速で決断力のある行動に賞賛されます。しかしチームベースの少々家族性の強い地域では、これは通りません。総意の構築、階層的尊重、「表情」から読みとる意思がやや複雑なので、しばしば長めのアプロー、キャリアの変更や移転などで多くの人が関わるため、この性質が顕著に表われます。念を押しますが、誰が重要なステークホルダーなのか、確認してーチが必要になるのです。したがって多数の人が頻繁に関与してくるので、物事を直ちに決定できると期待しないで下さい。ビジネスでは、家族や友人、元メンタください。

楽観主義が多い

正直に言いますが、この地域では楽観的になりましょう。雨よりも晴れが多いです。(たぶん、これを書いている今は違います!)素晴らしいビーチ、豊かな歴史と伝統、多様性、経済成長、豊かな資源があり、人々はいつも笑顔で歩いています。はい、インフレは高く、金利が高くなると住居のはしごは難しくなりますが、その中で高雇用は専門職が多く、安定した収入が見込めます。

裏を返すと、この楽観主義の結果、人々は草はもっと緑色になると信じるのです。しかし実はもっと良い仕事が近くにあるかもしれません。仕事を移る時には大幅な賃金アップに縛られがちですが(25%の増額も良いですが、35%をトライしてみませんか)、違う場所であなたが願っているような上司に出会えるはずです。

残念ながら、芝生は必ずしも緑ではありません。官僚的な意思決定のプロセスやマトリックス報告構造が好きでなければ、残念ながら、別のFMCGへ移ったところで劇的な変化はないでしょう。多国籍企業は、為替変動、最低賃金の上昇、不確実な世界経済から、コストのプレッシャーを感じています。彼らは20%以上の昇給はしたくないのです。現地の経済は成長しているものの、過去数年からの割合で見るとそれほどの成長ではありません。なのでコストについては、企業の最大の議題となっています。

したがって、スキルや学習、開発の機会を含め、候補者に大きなビジョンを持たせる事が大事です。我々は彼らに現実的な野心を持ってほしいのです。

総合的に、いくつかの提案

私はあなたと無数のものを分かち合う事ができます。私にとって素敵な事は、経験した殆どの事が肯定的だったという事です。人は大いに楽しみ、学習し、目標を持ち、生活要素を満喫する事ができます。南アジアの私にとって大事なのは、常に敬意を表し正直でありながら、最適なバランスを取ることです。礼儀正しくあるなら、成功できない理由はありません。

参加して下さい。外国人の同僚とランチに何時も同じ物を食べず、交流を深め楽しんで下さい。ビジネス上の利点を気にする以上に、その国をより理解し、心から楽しい時間を過ごす事ができます。

耳を傾けましょう。あなたが意思決定に必要な位置にいるのかもしれません。チームメンバや同僚の意見を聞いても、お金はかかりません(時間のみ)。しかしそこで何故あなたがその選択と取ったかを説明するなら、その利益は計り知れません。無駄だと、誰が言えますか?少なくともあなたは何かしら学ぶでしょう。

人を評価してはいけません。人々が理に適わない賃金アップを求めのは間違っていると思うかもしれませんが、あなたがその論理の一部でも理解しない限り、けして彼らを理解できないでしょう。(私はいくつかの会話が他のものより論理的だったと認めています)これはお金に関してだけでなく全てに適用されます!

比較しないで下さい。これはたぶん最も大事です!私たちは、アイデンティティ、遺産、文化に誇りを持っている国々で働いています。 あなたがその地域に住んでいる可能性があり、あなたの個人的な好みが何であるかにかかわらず、2つの異なる国を公的に比較することはできません。その地域に住んでいるなら、個人的な好みに関わらず、2つの国を公に比較することはできません。それは無礼であり、人々と上手くいくはずがありません。過去がどうだったという話に耳を傾けず、目の前のものを最大限に生かす為に成熟しなければいけません!

もっとも大切な事は、旅を楽しむ事です!目標に夢中になり、文化に浸る事で喜びを思えるなら、あなたは学び成長していけるでしょう。楽しんで下さい!

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